実績

多地域連携によるコラボレーション商品開発

cooljapan

事業目的

伝統工芸産業小規模事業者によるコンソーシアムを形成し、海外市場のニーズに応える新規ブランドを創出し、伝統工芸産業を活性化する

事業概要

①活動ブランドの立ち上げ

伝統工芸産業については、全国的にも様々な取組が実施されている。新商品の開発、デザイナーとの協働、さらには、支援組織の設立を目的とした取組などがその例である。それらの先行事例を検証しつつ、メンバーで協議を重ねた結果、私たちは、コンソーシアムの形成と商品開発だけでなく、取組そのものを広く発信することで、新たな伝統工芸士や商品の流通に関わる方々の取組への参加を促すこと、さらには、販売イベント、体験イベント、観光事業への展開を計ることで、伝統工芸の魅力そのものを発信していきたい、という想いを共有するに至った。そこで、熊本県崇城大学星合隆成教授が提唱する「地域コミュニティブランド」の手法を取り入れて活動していくこととした。

(地域コミュニティブランド:https://www.facebook.com/SocialCommunityBrand)

「地域コミュニティブランド」におけるブランディングの対象は、「想いを持って集まった集団やその活動そのもの」であり、私たちの取組で言えば、「伝統工芸産業を活性化したい」という想いを持って生まれたコミュニティを指す。

私たちは、このコミュニティに「eDo」(エドゥー)という名称を付けた。これは、工芸の多くが江戸時代に現在の姿になったこと、そして、海外に発信することを考慮して工芸の中にある江戸時代に完成したと言われる日本の美意識そのものを発信したい、という理由からである。

 

②新たな商品ブランド「oriori」

コンソーシアムの活動から生まれた最初の商品として位置づけている。長年磨き上げられてきた、日本の伝統的な「織り」の技術には、しっかりとした生地の肌触り、厚みを自在にコントールできる、構造体をつくれるほどの強さ、といった特色があり、それらのユニークな強みを活かした「oriori – Structured Fabric」という新しい生地を開発した。黒一色で織り上げられる生地であるにも関わらず、様々なパターンが折り重なり、パタパタと表情をかえる非常に魅力のある生地を活かした商品となった。

基本情報

委託主 H25年度 経済産業省 クールジャパンの芽連携・発掘促進 プロデューサー派遣事業

パートナー 佐啓産業株式会社 株式会社富田染工芸

http://ori-ori.jp/